「社会を明るくする運動」1日保護観察所長

えいめい

2013年07月04日 20:26


 7月1日に鹿児島中央駅多目的スペース(アミュ広場)にて、法務省が毎年開催する「社会を明るくする運動」の
1日保護観察所長という貴重なお仕事をさせて頂きました。今大会の実行委員・関係者など沢山の方が特設ステージ
に集まり10時30分からイベントが始まりました。
 初めに、1日保護観察所長の委嘱式から始まりました。1日〇〇長というお仕事は生まれて初めての経験で、
とても緊張しました。委嘱状を頂き、法務大臣メッセージを読み上げ、所長就任のあいさつをしました。


 今回、1日所長にご指名頂けたのも、「英明」としてのメディア露出からくる話題性もありますが、6年前から
実施してきた、「いかのっち防犯教室」というボランティア活動が底辺にありました。英明としてテレビに出る
以前から「子供たちが犯罪に巻き込まれない為の防犯意識の向上」に対し、「楽しみながら防犯を学ぶ」という
テーマで、オリジナルキャラクターいかのっちと共に、述べ78回 参加人員10,000人を超える地元の子供たちへ
「いかのっちのお兄さん」として、直接防犯指導をしてきたお話を20分程させていただきました。


そして最後は、「やっぱり歌を聞かせて欲しい」ということで、「壊れかけのRadio」を歌わせて頂きました。
歌った後は、地域の方々に、今大会の活動趣旨を理解して頂くために、駅周辺にて啓蒙活動を行いました。

今回の1日所長を通じて感じたことが二つあります。一つは

・犯罪や非行に陥った方々の更生やケアは、なじみ難くとても地道な活動であること。
・活動人員の高齢化に伴い、若者への呼びかけと理解を深めたい。

ということです。

防犯は「犯罪の未然防止」的活動です。保護観察は「犯罪者・非行に陥った方々の更生」
この前後の活動に、より多くの地域住民の方々が目を向けてくださることが、大切だと気づきました。

その為に何が必要か?自分に出来ることは何かな?と考えました。
一番大切なことは、地域とのコミュニティー「あいさつ」だと思います。

防犯教室の中でも、子供たちに「しっかりあいさつしましょうね!」と伝えてきました。
更生保護観察の対象者においても「最低ラインの一般常識」を教育するそうです。

周りの人、出会った人、通りすがりの方など、周りに目を向けて、自分から
「こんにちは!」と勇気を出して声掛けすることが、第一歩だと感じました。

でも、知らない人(子供)に声をかけようものなら「不審者」扱いされるこのご時世・・・
しかし、そこで「声をかけてあいさつする勇気」が必要だと思います。

みなさんも、明日から勇気をだして、目と目があったら「あいさつ」してみて下さい!
きっと心が晴れると思います。

これからも、僕に出来る範囲で、防犯や保護観察等の「安心・安全な社会を作る活動に」
協力していきます。

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