今そこにいる

えいめい

2013年04月06日 13:09




道なき道をかきわけて進む事は大好きだが

かきわける道やその世界・場所が 山とか海とか川など分っていれば

そのかき分け方もあるていど「予想」できる

しかし

かきわける道が存在する世界がいったいどこにあるのか?

どんな道具や知識や経験や概念がいるのか?

何も分らなかった・・



そこは真っ暗闇で

上なのか、下なのか、横なのか、縦なのか、前なのか、後ろなのか

全く何も見えない次元に落とされた感覚・・・

自分の息遣いだけが聞こえる

頼りになるのは己の「声」だけ・・・

そう 声 だけ

その声すら見失い聞こえなくなる時もあった

平然を装い、気勢だけがから回る

自分が自分でなくなる感覚にも襲われた



もうういいやとあきらめもした・・・

俺にはできないとさじも投げた・・・

声出して泣いた・・・

大声で叫んだ・・・


もがいているうちに 何かにぶつかる

真っ暗だからそれが何かさえわからない

壁なのか、扉なのか、階段なのか、天井なのか、

でもそこに何かがある

真っ暗の無の空間でもがいていたから

ぶつかった事さえ 嬉しい

このぶつかった衝撃の相手が何なのか?


よし分るまで徹底的にぶつかってみようじゃねーか!

今、そこにいる 







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