2015年11月19日
120周年記念講演2
今回の記念講演の依頼を受けたのは今年の5月でした。卒業して以来20年ぶりに母校に帰れる事が嬉しくて嬉しくてたまらなくなると同時に、120周年という大きな節目に、いったい何を話せばいいのかとても悩みました。半年も時間があったのにあっというまに当日がきてしまい、講演の内容もあまりまとまらない状態でした。「難しい話をする必要はない、等身大の自分を話せばいいじゃん!」と開き直り、講演前日に実家の卒業文集や古いアルバムを開きました。そこには20年前の輝いている自分がいたと同時に、そのアルバムを整理していてくれてた几帳面な亡き父の想いが浸みこんでいました。
アルバムをめくるとついつい本来の目的を忘れ昔を思い出してしまい、講演に使う写真をPCに取り込み終わったのが午前3時w僕はLIVEやイベント前日はそわそわして全く寝れない性格でして、布団に入ってもそわそわして眠れず、外は信じられないくらいの雷が鳴り、大雨が止まない夜。うとうとしていると午前5時に震度4の地震で目が覚めました…今日の講演・・・いったいどうなるんだろうと、不安でいっぱいでした。
小雨が降る中、記念式典が10時から始まり、式典あいさつに現:農林水産大臣の「森山裕大臣」が来られました。僕の記念講演は11時からで、大臣の後に僕なんかの話でいいのだろうかといささか緊張していましたが、いつものように「壊れかけのRadio」のイントロでステージに向かいました。
「思春期に少年から大人に変わる・・・」
その真っ只中の高校生の前で唄うRadioはいつもの感覚とまったく違いました。
さらに式典というピーンと張りつめた厳かな空気・・・
唄い終わり、軽く挨拶をして、在校生500名とOB関係者と職員で800人以上の視線が一気に注目する中で、話をはじめました・・・
内心、「あ=====こんな張りつめたステージはいやだああ~~~~っ!」と叫んでいました。
「それでは、僕の高校時代のお話を少しさせて頂きます・・・」
よしよし、みんな見てろ、この重たい空気を一気に吹っ飛ばしてやるからなぁ~~~!
20年前の英明です!どんっ・・・・・!

「ぎゃははははははは!」
プロジェクターで18歳の僕を映したとたん、それまで岩のように固まっていた後輩たちが一気に笑ってくれました!
よっっしゃあ~~もうこっちのもんだぜい!
つづくw
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