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Posted by チェスト at

2012年12月16日

玄関脇のプレゼント


子供の頃、1年365日の中で、最も好きな朝は 「12月25日の朝」でした。

僕の家には、24日の夜中にサンタクロースがやってきて、そっとプレゼントを

玄関脇に届けてくれていました。前の晩は、弟と2人でサンタへ手紙を書く。

「べんきょうと、じゅうどうと、てつだいをがんばります!いいこにします。」と

ドキドキしてなかなか眠れず、2段ベッドの上と下とで弟と「サンタ来るかな…?」

と話しながら、玄関の方へ聞き耳をたてていました。

いつもは、ねぼすけな僕も、25日の朝だけは、母よりも早く起きて、玄関へダッシュ!

キョロキョロ・ソワソワ… 

「おおおおおおおおおおおおおおおお!」

クリスマスの包装紙に包まれた大きなプレゼントが二つ!!!!

「やっぱりサンタクロースはいるんだ!」

「おとうさん!おかあさん!プレゼントきたよおおおおお!」

「僕が書いた手紙もないから、サンタさん持って行ったんだ!」

喜びと、驚きと、感動が、空の彼方からやってきていたあの頃。

「これからもいい子にします!仮病で柔道の稽古は休みません!お手伝いします!
 宿題します!漢字100字毎日書きます!弟をいじめません!」

と、出来もしない優等生精神を誓う朝だった!

思い返せば、そんなメルヘンチックなイベントが我が家にはいつもあった。

大人になって、現実社会の軋轢に夢や希望が薄れがちになっていたけど、

今年のクリスマスは「玄関脇のプレゼント」を何よりも待ちわびていた

あの頃の気持ちが蘇っています。いや、ひょっとすると今年の25日の朝は、

何十年かぶりに、我が家の玄関脇とこのブログをご覧の皆さんにサンタが

とてつもないプレゼントを届けてくれそうな気がします。

「仕事します!大掃除します!歌も頑張ります!」って手紙を書こう!



夜中にそっとプレゼントを届けてくれていたサンタクロースは、

2012年12月25日に僕に起こる出来事もきっと知っていたはず。

つづく



英明オフィシャルHP http://dokidokitv.com/eimei/

  

Posted by えいめい at 16:04Comments(11)夢への階段